OmiseGO (OMG)
フル機能の分散型支払い管理プラットフォーム。
2013年に創業されたOmiseは、タイ、日本、シンガポール、そしてインドネシアに拠点を持つ決済会社で、
周辺のアジア太平洋の国々への速やかな拡大の計画を持っている。
また、イーサリアムともかかわりが深く、
"OmiseGOブロックチェーンチームは、初期からイーサリアムコミュニティに関わっており、
2015 年以来、Omise の一員としてプロジェクトを推進してきました。
ライトニングネットワークを産み出したことで知られる Joseph Poon は OmiseGO ホワイトペーパーの主要な著者であり、
アーキテクチャの仕様においてチームを先導しています。
私たちのテクニカル・アドバイザーにはイーサリアム創設者の Vitalik Buterin など、
ブロックチェーン業界におけるリーダー的頭脳として知られている人々がおり、
私たちに助言を提供したりプロジェクト開発に積極的に関わっています。"
"Omise はイーサリアムとその一連のテクノロジーの可能性を強く信じており、
2015 年のイーサリアム財団の DEVGRANTS イニシアチブに資金協力しました。
また、ライトニングネットワークのイーサリアム版である Raiden の開発に資金を提供しました。
私たちのチームはまた、Hydrachain Golem、Tendermint、そして Cosmos などの
OmiseGO で、これらの新たな開発を皆が最大限利用できるよう、あらゆる形で返還できることを楽しみにしています。"
とホワイトペーパーに記載されている。
金融業からはSBI ホールディングス、みずほ銀行、アユタヤ銀行、
2000 万人以上のアクティブユーザーを持つ大手電子マネープロバイダーである TrueMoney等と協力している。
現在はイーサリアムのブロックチェーンを利用しているERC20トークンだが将来はOMGchainに移行。
OmiseGO がマッチするのはどんな時か？
企業が OmiseGO の利用を望む理由は数多くあります
● お金を国内外の両方で素早く動かすため
● 大きな組織の各部門を横断してアセットをトラッキングするためのセキュアな台帳を得るため
● 次世代のモバイルバンキングソリューションを可能にするため
● 中央銀行通貨を電子的に発行するため、国内の決済システムを改善するため
● ブランドのコンソーシアム向けにロイヤルティポイントシステムを構築するため
● ネットワーク上に複数のウォレットのベンダーをサポートできる電子ギフト券を発行するため
ネットワークレイヤー
OmiseGOのネットワークレイヤーにおいて、
トークン所有者はインターチェンジの支払いと分散型取引所のトランザクション手数料を得る資格があります。
ポイントについて
OmiseGOネットワークは、単一のプラットフォーム上での複数のロイヤルティポイント通貨の即時換金と
交換のためのソリューションを提供します。
全てのポイントが一つの「ウォレット」に保管されるので、
顧客はもはや各プログラムのオプション、制限、そして換金のルールを気にする必要はありません。
ゲーム内通貨について
ゲーム内コンテンツ/通貨に関する決済において、顧客が法定通貨をゲームアプリケーションに移動できないという課題があります。
いくつかの通信企業（電話会社）が、顧客がモバイルクレジットを支払い手段として使用できるオペレーターによる直接の請求によってこの問題に取り組もうとしました。
ただし、この仕組みは多額の費用がかかり、ゲーム発行者と顧客の双方にとっての柔軟性がありません。
OmiseGO はゲーム内での購入をサポートするためにブロックチェーンが持つ力を利用し、
複数の地域の通信会社と私たちのネットワークでのゲーム内購入のソリューションを設計、展開する取り組みを始めました。
メッセージアプリ
OmiseGO チームはすでに、グローバルメッセージングサービス一社と彼らのプラットフォームの拡大を実現するサポートの話を進めています。
以上ホワイトペーパーより。
Omise Holding Pte と OmiseGO Pte
OmiseGO Pte はOmise Holding Pteが100%所有する子会社7社のうちの1社。
2017年にOMGブロックチェーンとホワイトラベルウォレットSDKを構築するための資金を調達するためのICOを実施しました。
ICOで集めた資金はOmiseHolding、もしくは他の子会社の事業を支えるのに使われることはありません。
Omiseが取り組む4つのチャレンジと解決策
1.加盟店によるデジタル通貨またはオンライン決済の可用性が限られている。
2014年以来、Omiseはアジア太平洋地域におけるオンライン決済と加盟店受入れの問題に取り組んでいます。
今、私たちは地域を超えて拡大しているだけでなく、いくつかのオフラインソリューションを立ち上げています。
Omise支払いサービスに対する需要の高まりと加盟店の受け入れ拡大に伴い、
当社はタイに拠点を置くデジタル決済プロバイダーであるPaysbuyを買収し、
Omise決済エコシステムをさらに拡大することを決定しました。
2.シルエットな財布や支払いサービスは、ユーザビリティと機能性を阻害する。
デジタル値の交換と転送を容易にするプラットフォームであるOMG分散型Exchangeネットワーク（DEX）は、
ウォレットと決済システムが相互にシームレスに相互運用できるようにします。
これは、人々がデジタル値を送信、受信、および保持する方法を自由化し、
最終的に商取引の方法を変える非常に強力な移行です。
あなたのタイの財布（タイ・バーツで運営している）を日本での商品の支払いに使うことができると想像してください。
物理的に現金を引き出し、支出する前にタイのバーツを日本円に変換する必要性を完全に迂回しているか、
またはあなたのために第三者に依存する必要がある。
OMG DEXを使用すると、世界のどこにいても、スマートフォンで商品やサービスをお支払いいただけます。
3.クレジットカードの採用率が低い。
これは、クレジットカードの申請に必要なユーザーのクレジットスコアに関する情報が容易にアクセスできない
アジア太平洋地域で特に当てはまります。
東南アジアに住む人々の73％は、伝統的な形の金融サービスにアクセスすることはできません（または依存しないことを選択します）。
学生、低所得の労働者、技術者などを含むこの人口は、
信用政策/スコア機関の「標準」に適合しない可能性がある。
これらの人々は生産的な世界経済の大部分を形成する。
Omiseの創業ビジョン「すべての人のためのオンライン決済」を基に、
Omiseの決済ビジネスと今後のOMG DEX、OmiseGOのWalletサービス、
低料金で分散型のモバイル(オプションでプラスチックCard)決済サービスを使いやすく組み合わせます。
とても使いやすい、実際のところ、これは今日は、伝統的な金融サービスを利用する人々の好適な支払方法になります。
私たちはそれが意味することをあなたに示します「銀行を解散する」。
4.伝統的な金融サービス（例えば銀行の支店、銀行口座）の限られたカバレッジ(割合)と普及。
伝統的な金融サービスは時代遅れ、従来型のインフラに大きく依存しています。
インターネットの普及率が130％を超える世界では、フィジカルバンキングとATMインフラストラクチャは、
財政的な取り込みを達成するための制限要因であってはなりません。
グループとして、金融機関のインフラ（銀行支店、ATM、代理店など）に大きく依存することなく、
「銀行」と「非銀行」の人口を結びつけることによって、財政的な取り込みを促進する計画を立てています。
これらの人口を結ぶことで、財政的に包括的なサービスから経済的に公平なサービスに至ります
。これについての詳細は、今後数ヶ月に共有される予定です。
これら4つの課題に取り組むためにソリューションを3つのレイヤーに分割
第1層：支払い受諾層
この層は、OMGネットワーク上のトランザクションの成長を促進するために不可欠です。
あなたはクレジットカードの受け入れ機なしでクレジットカードを持っていると想像できますか？
このシナリオはOMGネットワークと並行しており、
販売者がネットワークを介して行われる支払い/取引を受け入れることができるポイントが必要です。
*もちろん、既存のeWalletプロバイダの承認も使用できます。
第2層：OmiseGO（OMG）分散型Exchangeネットワーク
OMGネットワークは、デジタル取引/キャッシュイン/アウト取引が可能な
バックボーンインフラストラクチャとして機能します。
拡張性の高いPlasma分散型Exchange（plasma.io）として、
OMGネットワークはシングル・ポイント・オブ・ジェクトとして機能し、
市場で入手可能な最速のトランザクション・サービスを提供し、
最終的にブロックチェーン・ネットワーク全体で真のマイクロ・トランザクションを可能にします。
利用可能な最も深刻な分散型流動性プールを持っていることから生じるコスト/マージンは最低です。
第3層：分散型キャッシュイン/キャッシュアウトのタッチポイント
OMGネットワークを利用するには、現金をデジタル通貨に電子化する必要があります。
この第3層は、各キャッシュイン/アウトの解決策を提供する。
このソリューションは、年末に公開される予定です。
以上Mediumより
総供給量 140,245,398
Official WebSite OmiseGo
OMG token Site OMG TOKEN
日本語版ホワイトペーパー
市場供給量 102,042,552 【2017/11/9】